資格取得のための勉強法を再考する理由

週に一度はGTD的な整理もかねてブログを書きたいと思っていても、
なかなか整理するための時間がとれず、2回続けて週末に更新できていません。


それでも、なんとか1日or2日遅れで頭の中を整理して、
ブログを書けているのでいい感じだと思うことにします。


前回のエントリーで書いた応用情報処理技術者試験の誤差の部分ですが、
まったく出題されませんでした。
※ 結果は微妙でした。うかってるといいな・・・


今後まだとりたい資格もあるので、資格取得に対する勉強法を個人的に考えてみました。

いつものとおり備忘も兼ねて、次回からやろうとしている勉強法について下記に纏めます。
下記の(5)と(0)を前々回うけて落ちていることを理由にさぼったのが、まずかったのを纏めてみて痛感中・・・

(0)取得対象の資格について調べる。


【目的】
・ 取得する資格に対する先人の知恵を拝借する。
・ 先人の知恵が自分にあっているかを確認する。
・ 先人の知恵から自分がどのくらいのスケジュールで実施できるかを確認する。


【やること】
・ 売れ筋の教科書を調べる。
・ 売れ筋の問題集を調べる。
・ 先人の勉強方法を調べる。
・ 調べた結果を纏める。
・ 教科書、問題集が実際にあっているかどうかを現物をみて確認する。
・ 上記をもとに全体のスケジュールを立てる。


【やってはいけないこと】
・ 先人の勉強方法について、調べた結果を鵜呑みにする。


【終了条件】
・ 使用する教科書が決まっていること。
・ 使用する問題集が決まっていること。
・ 取得までのスケジュール感がメモできていること。


※ スケジュールは(1)概読のプロセス含めラフ推奨。
>> 計画を立てることが目的ではなく資格ゲットが目的なので。
※ ただし受験日までのスケジュールを必ず立てること。
※ 各プロセスが終了したときにスケジュールは必ず見直すこと。

(1)概読


【目的】
・ 勉強することの雰囲気を掴む。
・ 勉強することがどれくらい現時点でしらないかを覚悟する。
・ 勉強する事について知りたい、調べたい欲を刺激する。


【やること】
・ 教科書を2回読む。
・ 章ごとに繰り返し読む。
・ とにかく読む。
※ 章立てごとに繰り返し読むのは、次々と新しい情報を頭に入れるとパニック状態になるから。
※ 長い章立ての場合は、区切る。大体100ページが限度。


【やってはいけないこと】
・ なにかについて調べること。
・ メモすること。


※ 調べたい、知りたい欲求を刺激することが目的なので、特に調べることは禁止。
※ さらにもう一度読むこともあり、ここでわからなくても後でわかることがあるのでメモしない。
※ これをしている最中に資格取得以外のアイデアが生まれたらそれはもちろんメモする。


【終了条件】
・ 教科書一冊二度の概読が終了していること。

(2)最後の概読


【目的】
・ 今後理解したい事柄を把握する。
・ 今後調査したい事柄を把握する。
・ 今後暗記したい事柄を把握する。


【やること】
・ 教科書を読み、分からない単語、より詳しく調べたい単語に赤線を引く。
・ 教科書を読み、暗記したい単語に青線を引く。
※ 勿論、同一の単語に赤線、青線を引くこともある。
※ 単語単位で線を引く。(文章に線を引いてしまうと管理できなくなってしまう。)
※ ここでいう「単語」は、そのまま『「●●●」について』と書いて違和感のないタイトルになるレベル。



【やってはいけないこと】
・理解しようとすること。
・調査すること。
・暗記しようとすること。


※ 洗い出すことが目的なので、ここで調べださないこと。


【終了条件】
・教科書一冊全てに赤線、青線が引き終わっていること。


※ここまでは絶対に行う。
※ここまでやってあまりわかっていない事柄、暗記していない事柄が少ない場合(5)のプロセスを行う。
※合格点をとることだけが目的の場合は、(5)のプロセスを先に行う。
※ (3)と(4)については同時進行可能。むしろ同時進行したほうがいいかもしれない。

(3)理解したい事柄の処理


【目的】
・理解する。
・理解したプロセスを残す。


【やること】
・教科書の赤線部分をひたすら調べて理解する。
・調べて理解した作業ログを残す。
・作業ログは、以下の手順でデジタル化する。
>> (テキストファイルで作成 => PDF化 => 携帯に入れて通勤時間に読む)
・理解した作業ログを再度読み返し矛盾がないか自分で確認する。
・理解した事柄で暗記したい事柄ができたら、それぞれの場合に応じて以下のように対応する。
>> 教科書の単語ベースで暗記したい事柄 => 暗記したいものを単語に青線を引く。
>> 調べていた単語ベースで暗記したい事柄 => 暗記したい単語を教科書に青字で追記する。


【やってはいけないこと】
・理解した作業ログを残さないこと。


【終了条件】
・赤線を引いた事項について、すべて理解できていること。
・赤線を引いた事項について、理解した作業ログがすべて残っていること。


※ 自分が理解したプロセスを読み直せば、どの参考書よりもそれは一番わかりやすい参考書になっている。

(4)暗記したい事柄の処理


【目的】
・暗記する。
・暗記をするための環境を作る。


【やること】
・青字の単語について。以下のWebサービスを利用して単語帳を作る。
>> http://www.tango-cho.com/
・初回の登録時は問題が妥当かも判断しながら解く。
・通勤時間を利用して携帯で上記にアクセスして暗記する。
・作成したオンライン単語帳をダウンロードする。(サービスの停止に備えて)


【やってはいけないこと】
・覚えた気になって暗記するための環境を作らないこと。


【終了条件】
・青字を引いた事項について、すべてオンライン単語帳に記入されていること。
・オンライン単語帳がダウンロードされていること。
・すべての登録した単語について、3度間違えなく解答できていること。

(5)過去問題/問題集を解く


【目的】
・出題形式に慣れる。
・本番の解く順番を決定する。
・問題形式で理解不足を確認する。


【やること】
・過去問題/問題集を解く。
・自己採点を実施し、理解不足な事柄であれば、(3)のプロセスを実施する。
・自己採点を実施し、暗記していない事柄であれば、(4)のプロセスを実施する。


【やってはいけないこと】
・なんとなくあったっていた場合については、必ず(3)or(4)のプロセスを実施すること。
・勘で問題をとくこと。


【終了条件】
・過去問題/問題集が解き終わっていること。
・すべての理解不足な事柄について、(3)のプロセスを再度実施していること。
・すべての暗記していない事柄について、(4)のプロセスを再度実施していること。


今回は(5)のプロセスがおろそかになったのが痛恨だったのが文字にして痛感できます。
やっぱり「あたまのなか」を整理するためには、文字にすることは本当に大事だと思います。